闇を祓わない方の高専

目次

 

【挨拶】

どうもウースイクンです!

 

今回はどうしてもクソ記事を書きたかったので珍しく筆をとっています。

 

ポケモン以外の記事は初めてなので、無難に筆者の母校である高専での体験談について語っていこうと思います。

 

高専とは何ぞや】

一昔前は高専?何それ?という方も多かったのではと思いますが、昨今では呪術廻戦の作中に出てくる呪術高専の影響でこの単語を耳にした事がある人も増えてきていますよね。

 

筆者も呪術廻戦大好き!主人公の虎杖悠仁がやっぱりかっこいいんですよね!!

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高専とは高等専門学校の略称で全国に57校あると言われています。

 

大体の高専は工業分野の事を学ぶ工業高専で、

他の高専の事は知らんけど、学科は基本的に『機械』『電気』『物質』『建築』の4すくみですね。

 

残念ながら呪術は学べません...

 

この4つの学科のどれかに属し、5年間クラス替えもなく勉強に励む事になります。

 

機械・電気は男子しかおらずにこじらせやすいので、女子と関わりたい人はそれ以外に行きましょう。

 

逆に女子はこの2つのどちらかに入ると多分姫扱いされるでしょう。やったね(無責任)

 

ちなみに筆者は田舎の高専の機械科で男達とのアツイ友情♂を育みました🥰

 

【入学の経緯】

筆者の中学時代は成績優秀でバスケ部にも所属していたので割と充実していました。

 

しかし、陰者なので女子が「ウースイクンとは話が盛り上がらないから席替えてほしい」と言ってるのを偶然通りかかって耳にしてしまったり、裏では地味ーズと呼ばれていたらしいのですがこれはまた別の話。

 

そんな筆者は中学3年の時、友人達と某電力会社に入って将来安定したいねという話になり、地元の県立工業高校の電気科を目指す事に。

 

しかし、ここで担任の通称『ハゲ』から悪魔的お誘いが

 

 

「お前、高専に行かないか?」

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筆者は鬼滅の刃をあんまり知らないけどこいつとほぼ同じ手口である事に異論はないと思います。

 

どうせ工業分野を学ぶのなら成績的に悪くないし高専行ってみなよという感じの話を『ハゲ』に聞かされた気がするんですが、

 

当時の筆者はそれを聞いて(高専?言葉の響きかっこいいやん!行くか〜)という軽いノリで受験し、第一志望の電気には落ちましたが、第二志望の機械に合格して勿体無いので入学を決意。

(入試に関しては英語の試験で因数分解の問題を解けと英文で書かれてたのが印象的でした。そういうのは数学でやってください。)

 

今思うと高専は面白い事もあったけど、できる側の人間じゃないとたくさんの挫折を味わうハメになるので余程の変態じゃない限りはオススメできないなあと思います。

 

まあそんなこんなで筆者は期待を胸に高専に入学します。

 

高専生活】

◯入学式編

まずは皆が希望に満ちてやまない入学式。

 

こんな事言うと本気で叩かれそうだけど、何と、校長先生を筆頭とする多数の先生方に髪の毛がなかったです(初めて見る景色)

 

そう、高専には愛すべき『ハゲ』がたくさんいたのである。まさに一期一会ですね!(雑な伏線回収)

 

他に思った事と言えば、陰寄りの人間しかいないと思ってたけど、そこそこ陽キャいてビックリしました。

 

◯寮生活編

寮生活編は少々長くなります。時間ねえよという方は飛ばしてください。

 

筆者の地元は通っていた高専から車で1時間程離れた場所にあるので、通学の事を考えて寮に入る事になります。

 

寮と言えば、友人が身近にいる事で修学旅行気分を毎日味わえるというのが世間一般の印象だと思います。

 

いや、その通りなんですけどここで入学早々問題が発生します。

 

何と

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

入学して2週間程でハブられます...

 

 

悲しい〜〜😭😭😭

理由は携帯を見ながら話をしていたからだそうです。

いや、、それはすまん...

 

これはハブられてる時の話ですが、当時携帯を買ってもらったばかりでチェーンメールを知らなかったので

『このメールを1週間以内に10人に回さないと不幸になる』

というメールがきて本気で怖かったので寮の人に回したら、ブチギレられたエピソードがあります。当たり前すぎる。

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一時は高専生活終わったわと思いましたが、時間が解決し、皆普通に話してくれるようになりました。感謝以外ありえない

 

個人的にはもう同級生間でのエピソードでお腹いっぱいなのですが、

忘れてはいけないのが寮には先輩がいるという事です。

 

1年生は入寮と同時に外部のヤクザではないかと思うくらいイカツイ先輩に不定期で挨拶の指導をされます。

 

指導の日には藤原竜也も驚きの声量で各フロアから

「こ"ん"は"ん"は"ー!!!!!」

という狂気じみた声が響き渡り、足がガクブルしていたのを思い出します。

 

社会に出てそんなに叫ばない(筆者調べ)

 

そんな上下関係の厳しい寮では下級生に課せられた謎ローカルルールがたくさん存在しました。

 

その中から例をいくつか挙げさせてもらいますが、

 

・3年生になるまで風呂場のスノコを踏んではいけない

・1年生は後期になるまで浴槽に浸かってはいけない

・1年生は登校中に上級生を抜かしてはいけない

 

等です。たくさんあったので忘れました。

ちょっとくらいいいやん😭

 

まあ色々言ってるけど、先輩も同級生も後輩もよくこれを乗り越えたよな〜と思います。皆偉いのです。

 

他にも寮エピソードは結構あるけど、全部書くと読みきれないので今回は割愛します。

 

◯勉強・学校生活編

怒涛の寮生活編を読み進め、ここまで来た読者の方ありがとうございます!!

 

さて、筆者が高専に入って勉強の面ではどうだったのでしょうか?

 

結論から言うと、とても落ちぶれました...

 

高専には各中学校から成績トップ層が集結し、学力を競い合う訳ですね。

 

しかも、テストの赤点が普通の高校が30点なのに対し、高専は60点とボーダーが高め

 

このような点から勉強についていけない者も出てきます。筆者もそっち界隈

 

現に毎年クラスから2,3人消えます。これはガチ

そして進級と同時に上から2,3人降ってきます。そして消えます。

以下無限ループ

 

まあこれはしゃーないです。

専門的分野の勉強とか難しいし、油断してたらすぐ落単しますほんとに、、

 

一応筆者は何とかクラスの最下層にしがみつき、1回も留年する事なく卒業できました。

ポケモンで言うところの運勝ちでしょうか

 

あと成績だけでなく、筆者は人間的にも頭が弱いので3大ポンコツ略して3ポンという括りの一員として君臨してました。地味に愛されていたなあと思う。

 

まあ、それを名付けてくれた人は5年生に上がったタイミングの点呼で名前を呼ばれる事はありませんでした(本当にあった怖い話)

 

ちなみに留年は1学年につき1回しかできないので2回目の留年が決定すると学校を退学しないといけないシステムがあるのですが、

 

筆者の今でも一緒にゲームする仲の友人で1年生を3回経験したという後世に語り継がれるレジェンドがいます。

 

確かカラクリは休学を駆使して云々だった気がするのですが、

そんな充実した彼の留年生活にも終わりがきます。

 

3回目の時の担任が家に電話をし、うっかり「息子さんの留年に関してですが...」と口にした為に、電話に出ていた普段関わらない父親に留年してた事がバレて問い詰められます(諸説あり)

 

麦わらの一味フランキーみたいな声をしたその担任は恨まれるようなタイプでもないのですが、そんな担任に彼は並々ならぬ怨念を持ち、ブチ切れながら退学していきました。すんげえ話だ

 

【後語り】

簡単にですが高専に入って経験した事を一部だけ書いてみました。

 

脈絡もない文章ですが、このクソ記事が暇潰しにでもなったならそれは本当にありがたい事です。

 

他にも書きたい事がたくさんあったので時間があればまた書きたいです!!

 

余談ですが3ヶ月間の竜王戦ルール頑張っていこうと思ってるので上目指すよ〜というポケ勢の方、一緒に切磋琢磨していきましょう!

それではさよなら〜